ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

交響曲第5番『運命』、第6番『田園』 フルトヴェングラー&ベルリン・フィル(1947年5月25日)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TKC365
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

オタケン・リマスターで格段に良くなった!
フルトヴェングラー復帰初日の『運命』『田園』


【このCDの復刻者より】
「レコーディングにおいて、完成度はともかく、鮮度に関しては、2回目以降のテイクが、初回録りを上回ることが、ついになかったということは、よくある話しです。同様のことが、フルトヴェングラーの戦後復帰初日と3日目の『運命』にも言えます。これまで復帰の『運命』と言えば、3日目を指しておりましたが、昨今、初日演奏の音質向上により、初日の方をあげる方も少なくないようです。こんにち、音響の悪さの代名詞のように言われるティタニア・パラストも、フルトヴェングラーによれば、ロンドンの某ホールよりはるかに良いとのことで、当時ドイツの録音技術も、戦中から世界のトップレベルにあったことを鑑みると、当録音は、相当良い音で録られていたにちがいありません。
 今回当社のリマスターにおきまして、広大な周波数レンジをそのままに、聴衆の咳、客席あるいは舞台上の物音、指揮者のブレス等のすべてのアンビエントノイズを残し、歪むことを恐れて絞られていたダイナミックレンジを、想定されるレベルに設定いたしました。これにより音が締まって迫力の増したティンパニー、クッキリと音色豊かに浮かび上がる木管楽器等を、特に3楽章の4楽章にかけてのブリッジにおけるクレッシェンドにもご注目くださり、お楽しみください。是非、ご一聴くださいませ。」(オタケンレコード 太田憲志)

【収録情報】
ベートーヴェン:
● 交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』
● 交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 録音時期:1947年5月25日
 録音場所:ベルリン、ティタニア・パラスト
 録音方式:モノラル(ライヴ)

内容詳細

1947年5月25日、第二次大戦後フルトヴェングラーがベルリン・フィルに復帰した演奏会。これは初日の記録だ。録音状態は決して良好とはいえないが、それでも今回のオタケン・リマスターでは、残された音源からノイズやひずみを恐れることなくすべてを拾い上げており、当日の熱気と緊迫感、音の鮮度がよみがえっている。(長)(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

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フルトヴェングラーの大戦後復帰の初日のラ...

投稿日:2021/07/09 (金)

フルトヴェングラーの大戦後復帰の初日のライブですが、仕上がりとしては後日のドイツ・グラモフォン盤の方が良いように思います。ただし、もしこの演奏を現場で目撃したならば躊躇なく当盤を選択するでしょう。これは歴史的モニュメントであり通常リスニングルームで繰り返し聴く種類のものではないのかもしれません。この日の演奏会に来られた方々は一生忘れられないコンサートとなったことでしょう。

困ったお父さん さん | 三重県 | 不明

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第二次大戦後、長らく指揮活動から遠ざけら...

投稿日:2012/10/14 (日)

第二次大戦後、長らく指揮活動から遠ざけられていたフルトヴェングラーの待望の復帰コンサート(1947年5月25日〜27日)は、敗戦に打ちひしがれていたドイツ国民にとっても復興への希望をつなぐ歴史的な演奏会であったのではないだろうか。そうした当時の聴衆の熱気、そしてフルトヴェングラーの指揮活動への渇望もあって、現時点でCD化されている初日(5月25日)、第3日(5月27日)の演奏は、フルトヴェングラーの、 そしてコンサートの演目でもあったベートーヴェンの交響曲第5番、第6番、「エグモント」序曲の最高の名演と評価する識者も極めて多いと言えるところだ。長年にわたって一般的であったのは第3日の演奏であり、これはDGより逐次高音質化の努力が行われ、昨年にはついにシングルレイヤーによるSACD化も行われたところであるが、それでも完全に満足できるレベルの音質には至っていないところである。これに対して、第1日の演奏は、ターラレーベルなどから発売はなされていたものの、音質がさらに今ひとつで第3日の演奏に比して目立たない存在であったが、一昨年に、アウディーテレーベルから発売されたRIASの音源によるCDが信じ難いような高音質であったため、俄然注目を浴びる存在となった。聴きようによっては、第3日の演奏のSACD盤よりも優れた音質とも言えるところであり、演奏内容の質にも大差がないこともあって、現時点では、一部には異論があるかもしれないが、第1日の演奏の方をフルトヴェングラーの代表盤と評する見方が今や支配的になってきたと考えられるところである。そして、今般、当該アウディーテ盤がついにシングルレイヤーによるSACD化がなされる運びとなり、これをもって、当該盤は揺るぎない玉座の地位を占めるに至ったと評しても過言ではあるまい。演奏内容、そして音質のいずれの面においても、フルトヴェングラーの数ある演奏の中でも最高峰と言える。これ以上は求めえないような重厚にしてドラマティック、そして彫の深い表現が駆使された交響曲第5番、「田園」としてはいささか重い表現と言えるが、深沈とした味わい深さにおいては他の演奏の追随を許さない交響曲第6番、いずれもフルトヴェングラーの両曲の最高の名演であり、様々な意見はあると思うが、私としては、交響曲第5番については、様々な指揮者による名演の中でも随一の超名演と高く評価したいと考える。それにしても音質の素晴らしさは、戦後間もない1947年のライヴ録音ということに鑑みれば、殆ど驚異的であると言えるだろう。フルトヴェングラーの大半のライヴ録音は、とりわけトゥッティなどにおいて音が団子状態になり、各楽器セクションの動きが不明瞭になるという欠陥が多々存在しているところであるが、本盤においてはそのようなことは殆どない。田園の第1楽章冒頭からしばらくの間はやや音が前に出てこない感もないわけではないが、それ以外の箇所については、フルトヴェングラーの他の演奏盤のいずれと比較しても、各楽器セクションの分離の明瞭度は比較的優れており、シングルレイヤーによるSACD化により、さすがに最新録音のようにはいかないものの、この当時の演奏としては最高水準の音質に仕上がったと評してもいいのではないだろうか。いずれにしても、フルトヴェングラーによる至高の超名演を、現在望み得る最高の高音質SACDで味わうことができるのを大いに喜びたい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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